夫婦の話し合いのコツは愛(I)トークで話そう!

夫婦関係

「夫婦しあわせ講座」今回のテーマは「夫婦の話し合いのコツは愛(I)トークで話そう!」と題してお話します。私があるご夫婦から相談を受けた時の話です。

奥さんの話によると、夫が話を聞いてくれないという相談でした。もっと話しをしたいし聞いて欲しいのだけれど、なかなかご主人は聞いてくれないということでした。

一方、ご主人に聞いてみると・・・

妻と話すと途中で機嫌が悪くなってしまう、また奥様の言葉がきついのだというのです。それがとても引っ掛かってしまうそうです。私たちの結婚生活が楽しいものになるか寂しいものになるかは、夫婦の話し合い、会話が楽しくなるかにとても大きなウエイトを占めているかと思います。

ちょっとここで国際的に夫婦の会話について見てみると、「夫婦の対話に満足していますか?」という質問で4か国でアンケートを行ったことがあります。

アメリカ、フランス、日本、韓国のご夫婦に聞いてみると、アメリカの男性70.8%、女性は74%でかなり良い結果です。次にフランスを見ると、もっと良くて、男性78%、女性は70.7%の人が満足しているということです。ところが、日本、韓国はずいぶんと下がってきます。

日本は男性52.7%、女性53.3%です。韓国を見ると男性48.7%、女性54.7%ということで、満足できている人はおよそ半分くらいとなっています。このようなデータを見ても日本の夫婦は、会話という点では満足度が低く、もう少し会話に努力や研究が必要かと思います。

では、どうしたら夫婦で楽しい会話ができるのか?ということを考えてみましょう。

「聞き上手は話し上手」という言葉がありますが、私たち話し上手というのは相当な努力がいるかも知れませんが、聞き上手になるというのは、それほど難しくはないと思います。まずは聞き上手になってみるということを努力してみてはいかがでしょうか?

夫婦の話し合いのコツ1(聞き上手になるための自己診断)

それでは、聞き上手になるためのポイントをつかむために自己診断をしてみたいと思います。今から、質問をしますので、それに解答をして頂いて自己診断をしてみて下さい。

「あなたは聞き上手ですか?」

Q1 あなたは日頃、配偶者と楽しい会話ができていますか?

a. できている

b. まあまあ

c. できていない

Q2 あなたは相手の話を途中でさえぎることがありますか?

a. 滅多にない

b. 時々ある

c. よくある

Q3 相手の話が長い時、どんな態度を取りますか?

a. じっくり聞く

b. イライラするが一応聞く

c. つい「結論は何?」とせかしてしまう

Q4 相手の話を聞く時、その背後の感情もくみ取ってあげますか?

a. 相手の気持ちをくみ取る

b. くみ取ろうと努力する

c. そこまで余裕が持てない

Q5 相手が話してきたらすぐに判断しようとしますか?

a. 最後までじっくり聞く

b. 少し聞いて判断する

c. すぐに判断するほう

Q6 相手の話に対して冷やかしたり、けなしたりすることがありますか?

a. 滅多にない

b. たまにある

c. よくある

Q7 相手の話を聞く時、どんな姿勢で聞きますか?

a. 向かい合って聞く

b. そばに行って聞く

c. 離れた所で聞く

Q8 相手が話してきたらすぐに反論しますか?

a. よく聞いて同調してあげる

b. 聞いた上で意見を言う

c. 途中でも反論する

Q9 配偶者との会話の深さはどの程度ですか?

a. 感情まで分かち合う

b. 出来事について話す程度

c. 簡単な日常会話程度

 

Q10 相手がもっと話したくなるように、相づちを打ったり適切な質問をしたりしますか?

a. よくするほう

b. 気分の良いときはする

c. そこまで気を使わない

自分を採点してみよう!

採点方法

a=+1点

b=0点

c=-1点

として合計点を出す。

自己診断

●+6点~ +10点
あなたはとても聞き上手です。

●+1点~+5点
比較的良いほうです。

●0点~-5点
少し改善の努力が必要です。

●-6点~-10点
ぜひ改善の努力をしましょう。

夫婦の話し合いのコツ2(話し上手になるための自己診断)

それでは、もう1つ質問したいと思います。

「あなたは話し上手ですか?」

Q1 あなたは毎朝、配偶者に「おはよう」と挨拶をしますか?

a.自分から言う

b.その日によって違う

c. 相手が先に言う

Q2 あなたは、日頃、自分の方から話しかけますか?

a. いつも自分から話しかける

b. お互いから話し出す

c. ほとんど相手の方から話す

Q3 自分が話す時の言葉遣いはどうだと思いますか?

a. 丁寧だと思う

b. 普通だと思う

c. 少し荒っぽいかも

Q4 話す時、自分の感情や気持ちをうまく表現できますか?

a. できるほうだ

b. 少しはできる

c. 全く下手だと思う。

Q5 自分の話が相手に受け入れられない時はどうしますか?

a. 後日、また話すことにする

b. 粘って話を続ける

c. 立腹して席を立つ

Q6 相手を責めるような話し振りになってしまうことがありますか?

a.滅多にない

b. たまにある

c. ついそうなってしまう

Q7 話しをしていて、口げんかになることがありますか?

a. 滅多

b. たまにある

c. しょっちゅうある

●Q8 一切相手と口を利かないという態度を取ることがありますか?

a. 滅多にない

b. たまにある

c.しょっちゅうある

Q9 会話中、相手につい大声を浴びせてしまうことがありますか?

a. 滅多にない

b. たまにある

c. よくある

Q10 水入らずの時、すなわち二人だけで穏やかに話せる時間を持つように努力していますか?

a. よく持っている

b. たまには持っている

c. ほとんどない

自分を採点してみよう

採点方法

a=+1点

b=0点

c= -1点

として合計点を出す。

自己診断

●+6点~+10点
とても話の上手な方です。あなたの伴侶は幸せです。

●+1点~+5点
会話に思いやりが感じられます。

●0~-5点
少し改善の努力が必要です。

●-6点~-10点
ケンカに成りやすい話し方です。ぜひ改善しましょう。

夫婦の話し合いのコツ3(アイ(愛)トークで話そう!)

では、どのような話し方にすると夫婦が感情を害さずうまく話せるのでしょうか?

うまくいく話し方・・・アイ(愛)トークというものがあるのですが、ご存じでしょうか?

私たちは、不満がある時、

「あなたは、どうして○○するのか!」

「あなたは、どうして○○してくれないのか?」

という非難調の言い方をしやすいですよね?このように言われた方は、ムッとして感情を害し、身構え反撃したくなるのです。結局、ケンカになりやすいのです。

この言葉の主語は、「あなたは」となり二人称になっています。一方、アイトークというのは、この主語を私(アイ)にして一人称で話すようにするのです。

例えば、相手に何か言いたい時、

「あなたは・・・!」

と言いたいところを、グッと抑えて、

「私は、○○されると××という気持ちになります。」

という謙遜な言い方に変えるのです。

ポイントは、相手を非難しないで、自分の感情を正確に伝え、「私は、状況(事件)+こう感じる」の順序で話すことです。

愛(アイトーク)の具体例

1 「あなたは毎日、何でこんなに帰りが遅いの!」
こういうと大抵は、「仕事だから仕方ないだろ!」となります。

アイトークにすると・・・?

「私は、あなたが毎日帰りが遅いと心配で眠れないの」となります。
このように言われると、「それはすまないな・・・」となることでしょう。

2 「あなたは、どうして私に何も話してくれないの!」

これをアイトークに変えてみると・・・

「私は、あなたが何も話してくれないと寂しいわ」

3 ご主人の言葉「お前は、俺を馬鹿にしてるんじゃないの!」

これをアイトークに変えてみましょう。

「僕は、馬鹿にされているようで寂しいよ」

このように、アイトークは、自分の気持ちと要望は伝えながらも相手を非難していないので、相手に素直に聞いてくれやすいのです。

妻、夫の場合の具体例

それでは、妻の側、夫の側の具体例を上げてみましょう。

●妻「あなたは私に全然関心がないんじゃないの!」

→ 「私は、あなたが関心を持ってくれないと寂しいわ」

●妻「あなたは、どうして私の話を聞いてくれないの!」

→ 「私は、あなたが話を聞いてくれないと、つまんないわ」

●夫「君は何でそんなに愚痴ばかり言うんだ!」

→ 「僕は、毎日愚痴ばかり言われると寂しくうんざりしてしまうよ」

●夫「君はどうしてもっと女らしくなれないんだ!」

→「僕は女らしい時の君が一番好きだな」

愛(アイ)トークを練習してみよう!

それでは、ここで皆さんにアイトークの宿題を出します。チャレンジしてみて下さい!

・次の言い方をアイトークにして下さい。

●Ex1 「君は何でそんなに口うるさいんだ!」
→ 「僕は・・・」

●Ex2 「あなたはゴミ出しぐらい手伝えないの!」
→「私は、・・・」

●Ex3 「あなたはなぜそんなに怒ってばかりいるの!」
→「私は、・・・」

いかがでしたか?うまく言えたでしょうか?

このように、つい・・・

「あなたは・・・!」「君は・・・!」「お前は・・・!」と言いたくなった時、グッと抑えて、

「私は、・・・」「僕は・・・」「俺は・・・」と主語を切り替えてyouからI(アイ)にしてみるのです。そうするとずいぶんと夫婦関係も穏やかで、やがて本音が言い合えるようになっていくでしょう。それでは、まとめとして実践のポイントをおさらいしてみましょう

まとめ

夫婦の話し合いのコツ

  • 「聞き上手」は「話し上手」
  • 相手の話をよく聞いてあげよう
  • 相手の感情もくみ取ってあげよう
  • アイ(愛)トークで夫婦を一つに
  • 楽しい会話で幸福な夫婦になろう

いかがでしたでしょうか?夫婦の話し合いのコツをつかんで頂きましたでしょうか?覚えたことを実践して定着させていきましょう。

今回の「夫婦しあわせ講座」はここまでとします。最後までありがとうございました。

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